近年、ペットの高齢化に伴い、腎臓病の動物を多くみるようになりました。
（特に高齢の猫には最も多い病気なので注意が必要です）。
最近、以前よりも水を多く飲むようになったと感じませんか？
又、尿の量や回数が増えたと感じませんか？
もしこのような症状のあるペットは腎臓病かも知れません。
腎臓は一度その機能を失うと回復できない臓器です。人間の場合は人工透析や腎移植が行われていますが、ペットには、現時点の動物医療では一般的に不可能です。
そこで早期に腎臓病の徴候をみつけることが大切になります。早い時期にみつかれば食事療法やお薬で、腎臓への負担を減らし、かなりの延命効果が期待できます。
そのために、尿検査をおすすめします。尿検査は血液検査よりも早期に腎臓病をみつけることができます。
また腎臓病以外の病気をみつけることにもつながります。
採尿の方法等については、ご連絡またはご来院いただければ説明いたします。
